ジムを開業したい!そんな夢を抱いている方も多いのではないでしょうか。でも、いざ始めようと思うと、物件選びから内装工事まで、考えることがたくさんあって悩んでしまうと思います。
そこで本記事では、ジム開業に向いている物件の特徴や、内装工事をする際のポイントを詳しく解説します。パーソナルジムなら意外と低コストで始められることや、フィットネスジムならどんな点に気をつければいいのかなど、具体的なアドバイスをお伝えします。
床の耐荷重から壁紙の選び方、電気工事や水回りの注意点、施工をお願いできるおすすめ業者まで、幅広くカバーしていますので是非最後まで記事をご覧ください。
パーソナルジムの内装とポイント
パーソナルジムとは、マンツーマンで指導するジムであり、一般的な事務と比較して開業費用が多くかからないことから、個人事業主の方が賃貸を借りて開業することも多いです。
しかし、賃貸物件はジム専用とはなっていないので、一定内装工事が必要でしょう。そこでまずは、ジムの内装をするうえで大切になるポイントをご紹介します。
まず大事なのは、床の耐荷重と傷防止です。
床がどれくらいの重さに耐えられるかってご存知でしょうか。普通のマンションだと1㎡あたり180kgくらい、お店用の物件なら1㎡あたり300kgくらいが目安です。設計図を見れば確認できますし、必要なら床を補強することもできます。事前にしっかりチェックしておきましょう。
それから、マシンを置くとすぐに床に傷がつきやすいんです。そのため、マシンの配置をよく考えて、厚めのゴムマットを敷くなどの対策が必要になります。
壁の数を減らすことも考えてみましょう。
壁の数を減らすと、内装費用や電気工事の費用を抑えられるのがいいですね。それに、フロアが広く感じられて開放的な雰囲気も出せます。
パーソナルジムの開業に大切な物件選びのコツ
ジムを開業するのにぴったりな物件って、どんなものがあるんでしょうか。適した物件を選ぶときのポイントを、一緒に見ていきましょう。
店舗用物件がおすすめ
パーソナルジムなら、お客さんもそんなに多くないし、使う機械も少ないので、普通の賃貸物件を商用利用できることもあります。これだと、家賃を抑えられるのが良いでしょう。
ただし、重い機械を使うジムだと、防音性が高くて重さにも耐えられる物件を選ばないといけません。フィットネスジムの場合は、たくさんの人が来て、機械もたくさん置くので、店舗用の物件の方が向いています。看板も付けられるし、いいことはたくさんありますが、家賃は高くなりがちです。
立地にこだわろう
立地が良いことはとても大切です。
駅やバス停から近いとか、車で来る人のために駐車場があるとか、そういうアクセスの良さが重要でしょう。また、仕事の前後に寄れるようにオフィス街に作るなど、お客さんに合わせた場所選びも必要です。
広さにこだわろう
十分なトレーニングスペースがあることも大切です。トレーニング機械って結構大きいものが多いと思います。そのため、部屋の高さもちゃんと確認しておく必要があります。
それに、部屋の中だけじゃなくて、機械を運び込むときのことも考えないといけません。搬入口がちゃんとあるかどうかも、確認しておきましょう。
パーソナルジムの内装費用内訳と相場
パーソナルジムの内装費って、意外と安く済ませることも可能です。普通のスポーツジムより小さいから、必要な費用も少なくて済みます。自分でできる作業は自分でやれば、50万円以下で済むこともあります。
20畳ほどのワンルームを想定して、費用相場を試算しております
細かいところまでこだわりたい人は別ですが、最低限トレーニングができる環境を整えるだけなら、そんなにお金をかけなくても可能でしょう。
壁紙や床
壁紙:20万円ほど
床:15万円ほど
壁紙や床のクロスを変えるのにもお金がかかります。
これらはジムの雰囲気に大きく影響するから、大切な費用ですね。でも、値段は選ぶ材料によって全然違ってきます。安いからって必ずしも悪いわけじゃないので、予算と相談しながら決めていくといいでしょう。
また、ジムがある場所によっては、防音対策が必要になることもあります。そういう時は、音を遮る性能が高い材料を使わないといけないかもしれません。
受付カウンター
受付カウンター:50万円ほど(どんなものを作るかによってピンキリ)
受付カウンターやロッカーなども必要です。お客さんの荷物を置く場所は絶対に必要ですからね。これも、選ぶ家具によって費用が変わってきます。
パーソナルジムなら、受付カウンターなしでもやっていけるので、ここは節約しやすいかも。家具を置くときは、お客さんが動きやすいように配置を考えることも大切です。
お手洗い/シャワールーム
お手洗い/シャワールーム:20万円ほど
トイレやシャワールームの設置にもお金がかかります。大きなスポーツジムならプールや浴場を作る費用もかかってきます。水回りの工事は、ケチると後で修理が必要になって、かえってお金がかかることが多いんです。
修理中はお客さんに迷惑をかけちゃうから、多少お金がかかっても専門の業者に頼むのがいいですよ。トラブルを防ぐための費用だと思えば、安いものです。
パーソナルジムのおすすめ内装業者
賃貸でパーソナルジムを開業する方向けに、施工可能な業者をご紹介します。賃貸に特化した施工技術で、「原状回復」も可能になっているで、是非見積をとってみてください!
まとめ
ジム開業は、夢への第一歩となる方も多いと思います。物件選びから内装工事まで、たくさんのポイントがありましたが、大切なのは自分のコンセプトに合わせて進めていくことです。
パーソナルジムなら、小規模でも始められるメリットがあります。フィットネスジムは規模が大きくなりますが、その分多くのお客様を迎えられます。どちらを選ぶにしても、立地や内装には気を配りましょう。
内装工事では、床の耐荷重や壁の数、材料の選び方など、細かな点にも注意が必要です。でも、DIYでできることもあるので、予算と相談しながら進めていけば大丈夫です。
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