フロアタイルって本当に便利で使いやすいですよね。DIY好きな人にとっては、欠かせないアイテムになっているケースも少なくないでしょう。特に接着剤が要らない置くだけタイプは、賃貸に住んでいる人でも安心して使えるからおすすめです。
しかし、フロアタイルを置くことで粘着してしまったり、カビが生えてしまったりするケースもあります。施工した物件が賃貸であれば、もう最悪ですよね。
そこで本記事では、接着剤不要のフロアタイルの特徴と、自分の部屋に合ったデザインの選び方について紹介いたします。フロアタイルを選ぶ時の比較ポイントや、部屋の雰囲気をガラッと変えるデザインのアイデアも一緒に探っていきましょう!
接着剤いらずの置くだけフロアタイルとは
フロアタイルというのは、塩ビ製の床材なのですが、簡単に設置できるので、手軽に床のデザインを丸ごと変えられます。木目調や大理石風など、いろいろなデザインがあって、種類も豊富です。接着剤が要らないタイプのフロアタイルは、賃貸物件でもDIYできるという大きなメリットがあるのです。
それに、業者にお願いするよりもぐっとコストを抑えられるので、お部屋の印象を変えたい人にはぴったりな選択肢だと思います。市販品の中にはテープで固定するタイプのフロアタイルもありますが、粘着力が強すぎると床に跡が残ってしまうかもしれないので注意が必要ですね。
そのため、本記事では特に賃貸でも使いやすい接着剤不要のフロアタイルを中心に紹介していきます!また、フロアタイルについては下記記事でも解説しているので、併せてご覧ください!
フロアタイルの特徴3選
- デザイン:木目調、大理石風など、いろんなデザインから選べる
- 賃貸OK:接接着剤を使わないから、賃貸物件でも気兼ねなく使える
- コスパ:分で施工すれば、業者に頼むよりも安く床の雰囲気を変えられる
何より、置くだけで簡単なので、施工の手間も少ないのですよね。
フロアタイルを選ぶ時は、デザインだけではなく、設置のしやすさや賃貸物件での使用にも配慮することが大切です。接着剤いらずのフロアタイルを選べば、気軽にDIYを楽しみながら、自分好みにお部屋の雰囲気を変えられるのでおすすめですよ。
置くだけフロアタイルでカビは生える?
「置くだけタイプ」のフロアタイルは、「貼るタイプ」に比べるとカビが生えるリスクは低いですが、完全にゼロというわけではありません。
もしフロアタイルが水で濡れてしまった時は、すぐにその部分を外して、床の水分を拭き取らないといけません。床の乾燥を怠ると、あっという間にカビが生えてしまう可能性があるので、こまめに乾かすことが大切です。
特に通気性があまりよくない「置くだけタイプ」は、布のカーペットよりも通気性が劣るので、床がよく汚れてしまう人にはちょっとおすすめできないかもしれませんね。
カビを生やさないために
耐水性を高めてカビを防ぐために→置くだけクッションフロアがおすすめ!
最近は、クッションフロアにも置くだけタイプの製品が出てきました!
フロアタイルは、タイルの上から水が入り込みやすいので、カビが生えるのが心配なポイントなのです。一方、クッションフロアは1枚のシートで水をしっかりブロックするので、耐水性が高いのですね。キッチンやトイレなどの模様替えをしたいなら、フロアタイルではなく、ぜひ置くだけクッションフロアを使ってみるのがおすすめです!
フロアタイルのカビリスクを抑える方法
どうしてもご自身で施工されると、接着剤や両面テープを使用する必要があります。左記にはそれぞれたくさんの種類があり、どの接着剤が良くて、どの両面テープがだめなのかわかりづらいです。
さらに、カビが生えやすい箇所や生えにくい箇所の区別もつきにくいでしょう。そのため、個人的には少しお財布をがんばってでも、業者に依頼されることをおすすめします。
業者のなかには保証制度が充実しているところもありますし、ご自身で施工して莫大な退去費用を請求されてしまうリスクを抑える意味でもおすすめです!
フロアタイルの施工が得意な業者
個人的にはrenovyがおすすめです!というのも、私が実際に依頼した業者もrenovyになります。
想定よりも安かったですし、施工後のアフターサポートも充実しております。正規サービスではないようですが、引越しやインテリア関連の相談にも乗ってくださいましたし、「また引越される際はお手伝いできることも多いので是非ご連絡ください」といったお言葉もいただきました。
認知度が広がってしまうのは少し複雑ですが、おすすめです!
フロアタイルの選び方【商品比較】
フロアタイルを選ぶ時は、種類ごとの良いところと悪いところをよく理解しておくことが大事ですね。ここでは、主なフロアタイルの種類を比べて、それぞれの特徴を詳しく説明いたします。
フロアタイルvsクッションフロア
フロアタイル
まずフロアタイルは、丈夫で長持ちするうえに、デザイン性も高い床材です。特に、本物そっくりの木目や石目模様の製品が多くて、部屋の雰囲気をグッとおしゃれにしてくれます。
- メリット
-
デザイン性の高さが売りの1つですね。凸凹のある木目模様などがリアルに再現されていて、高級感も演出できます。それに、硬くてへこみにくいので、長い間きれいな見た目をキープできます。メンテナンス性も優れていて、傷や損傷があっても、その部分だけ簡単に取り替えられます。
- デメリット
-
クッション性がないので、音が直接下の階に伝わりやすいのが難点です。
クッションフロア
次にクッションフロアですが、これは柔らかくて、歩く時の足音を吸収してくれる性質があります。床暖房とも相性がいいので、冬でも快適に過ごせるでしょう!
- メリット
-
柔らかくて、足元が快適なのが魅力です。歩く時の音も軽減されますしね。それに、水や汚れにも強いので、キッチンやお風呂場みたいな水回りにもぴったりです。
張り替えや施工も割と簡単なので、DIYにも向いています。
- デメリット
-
柔らかい分、重たい家具などでへこみや傷が付きやすいのがネックでしょうか。フロアタイルみたいなリアルな質感や凹凸を再現するのは、ちょっと難しいかもしれません。
フロアタイルとクッションフロアには、それぞれ特有のメリットとデメリットがあるのです。使う場所の目的や求める機能、デザイン性を考えて、最適な床材を選ぶことが大切ですね。
例えば、デザイン性と耐久性を重視するリビングやダイニングにはフロアタイル、歩行音の軽減や防水性を優先するキッチンやお風呂場にはクッションフロアがおすすめだったりします。
接着剤不使用フロアタイルvsはめこむだけフロアタイル
接着剤を使わないフロアタイルは、安くてコスパがいいので、広い範囲のDIYに向いています。でも、時間が経つとズレてくる可能性もあります。
はめこむだけのフロアタイルは、はめ込み式だからズレにくいのがメリットですが、厚さが4~5ミリあるので、住宅によっては合わないこともあるみたいですね。
はめこむだけフロアタイルvs置くだけフロアタイル
はめこむだけのフロアタイルのメリットは、安定性が高いことですね。気温や湿度の変化で伸び縮みしにくいので、床が突き上げる心配がありません。
一方、置くだけフロアタイルのメリットは、施工が簡単なことでしょうか。タイルを置くだけで設置できるので、手間が少なくて済みます。
フロアタイルを選ぶ時は、こういったメリットとデメリットを踏まえて、自宅の環境やDIYの目的に合ったタイプを選ぶのがポイントです。デザインだけではなく、耐久性、メンテナンスのしやすさ、コスト、施工の手軽さなど、いろいろな角度から比べてみるといいですね。
フロアタイルのデザインの選び方
フロアタイルを使ったDIYプロジェクトでは、目指す空間の雰囲気に合ったタイルのデザイン選びが大事ですよね。ここでは、フロアタイルを使って違うインテリアテイストを実現するためのアイデアを3つ紹介します。
メインルームに合う木目フロアタイル
フローリングみたいな自然な木目が特徴のフロアタイルは、温かみがあって、いろいろなインテリアに馴染みやすいです。色や模様のバリエーションも豊富なので、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
こういうタイプは、リビングルームやダイニングスペースみたいなメインの部屋にぴったりですね。
- ナチュラル
- モダン
- 北欧スタイルなど
上記をはじめ、幅広いインテリアテイストに対応できます。
水回りにおすすめの大理石風タイル
高級感たっぷりの大理石の質感を再現したフロアタイルは、ツヤ感と清潔感を兼ね備えています。白系から黒系まで、空間に合わせた色選びができます。
これらは、トイレや洗面所、バスルームなどの水回りに適していますね。高級感のある空間を手軽に演出できます。ただし、価格は通常よりも高めなので注意が必要です。
スタイリッシュなコンクリート風タイル
無機質でスタイリッシュな印象のコンクリート風タイルは、モダンでクールな空間作りにぴったりです。冬でも底冷えしにくいのが特徴です。
これらはカフェやオフィス、アトリエなど、おしゃれな商業空間みたいなインテリアにしたい時におすすめです。都会的で洗練された雰囲気を求める人には、ぜひ取り入れてみてください!
フロアタイルのサンプルを取り寄せよう
実際にフロアタイルを敷く前に、サンプルを取り寄せるのがおすすめです。
- 色
- 質感
- 合わせやすさ
を事前にチェックできるから、思ってたのと違う!なんてことを防げます。多くの販売サイトでは無料でサンプルを提供してくれるから、うまく活用していきましょう。
フロアタイルを使ったDIYは、部屋の雰囲気を大きく変えられる手軽で楽しいプロジェクトです。デザイン選びから施工、完成後のメンテナンスまで、自分の手で空間をカスタマイズする喜びを味わってみてくださいね。
ちなみに、renovyでは原状回復可能なDIYとして壁の施工も請け負っています。しかし、壁は種類が非常に多く、ものによっては粘着が残ってしまったり、壁紙がはがれてしまって原状回復できないケースもあります。そういった可能性を最小限にするために、施工前にお客様にサンプルを送らせていただき、1週間のテストをしていただいております!
賃貸の置くだけフロアタイルまとめ
フロアタイルを使ったDIYは、部屋の印象をガラッと変えられる素晴らしい方法です。
この記事では、メリットやデメリットを通して、メインの部屋に合う木目フロアタイル、水回りにおすすめの大理石風タイル、お店みたいな雰囲気が出せるコンクリート風タイルなど、目的に応じたフロアタイルの選び方を紹介しました。
おしゃれなデザインもいっぱいあるので、好みのテイストを選んで楽しんでみてくださいね!
コメント