隠し部屋がある家を作りたい!法律的に賃貸でもできる?

隠し部屋とは

結論、隠し部屋を未申告で作ることは法律違反です。間取りは申請したうえで作る必要があります。

また、賃貸物件においても原状回復義務を超えた隠し部屋の施工はNGとなります。しかし、間取りの範囲内であれば隠し部屋を作成することもOKです。

隠し部屋の魅力は、プライバシーと安全性が守れるだけじゃありません。自分好みのデザインでユニークな空間を楽しめるという観点もあると思います。そこで本記事では、隠し部屋の魅力やデザインのアイデア、そして隠し部屋の法律的な観点について解説します!

お家のこと、何でもご相談ください!

当サイトでは、賃貸でのDIY方法や引越し・生活関連の豆知識まで幅広く解説しています!

お家のことであれば何でも構わないので、是非ご相談ください!弊社"暮らしのコンシェルジュ"が担当します!

Please contact us for any questions about your home!

Our website provides a wide range of information on DIY methods for renters, as well as moving and living related trivia!

If you have any questions about your home, please feel free to contact us! Our “concierge for living” will be in charge!

目次

隠し部屋とは

隠し部屋 賃貸

隠し部屋の魅力は、ただの秘密の部屋ってだけじゃないんです。プライバシーが守れて安全性も高くなるだけじゃなくて、自分らしいデザインでユニークな空間が実現できるから、日常生活にも特別な価値が加わります。

隠し部屋を持つってことは、家の中に秘密基地を作るようなものですよね。それは自分だけのくつろぎスペースにもなるし、友達や家族と特別な時間を過ごす場所にもなるんです。

隠し部屋は法律違反か

隠し部屋を図面に書かなかったり、床の面積を申告しなかったりすると、法律違反になっちゃいます。隠し部屋は「見つけにくい」だけで、「ないことにする部屋」じゃないんです。

ちなみにロフトや屋根裏は、床の面積に入らないこともありますが、図面には書いておかないとダメです。隠し部屋を作って法律違反にならないように気を付けましょう。

賃貸の隠し部屋

賃貸は基本的に「原状回復の義務」が課せられます。あくまでオーナーから「借りている部屋」になるので、勝手に部屋を増設してはいけません。

一方で、良くも悪くも原状回復できれば良いため、その範囲内で隠し部屋っぽいものを作るのはOKです。決して床に穴をあけたり、既存のものを傷つけることはやめましょう。

隠し部屋の設置アイデア

設置場所特徴
壁の裏側本棚や壁面収納の裏側を活用
階段下階段下やスキップフロアの下を隠し部屋として利用
屋根裏ロフトや屋根裏を隠し部屋として利用

隠し部屋を設置することがしやすい箇所をいくつかご紹介します。賃貸でも工夫すれば間取りの範囲内で作れるでしょう!

壁の裏側

本棚や壁面収納の裏側に、隠し部屋の出入り口をつくれる間取りの部屋もあったりします。本棚や壁にある収納をスライドさせると、隠し部屋があったり、部屋に続く通路があったりします。

賃貸であれば壁を二重にすることで、あたかも壁の裏側に部屋があるように見せることができます。

階段下

階段下やスキップフロア下はデッドスペースになることが多いので、隠し部屋として活用するとスペースを有効活用できます。比較的施工もいらずに作れる可能性があるスペースです!

屋根裏

ロフトや屋根裏へと続く階段を納戸内に配置したり、はしごで上るようにしたりすることで、秘密基地感を醸し出せます。屋根裏は隠し部屋っぽい部屋を作るには最適でしょう。

renovy バナー画像2

隠し部屋のおすすめの使用用途

隠し部屋があると、家の中がワクワクしますよね。でも、隠し部屋は単なる「楽しい」空間じゃありません。スペースを有効に使えるだけでなく、防犯対策にもなるんです。だから、実用面からみても役立つ空間です。

仕事部屋

在宅ワークをしている人は、隠し部屋を仕事部屋として使うのもおすすめです。仕事を家に持ち帰ることが多い人も、仕事専用の部屋があると捗りますよ。

仕事部屋として使う場合は、パソコンが使えるようにWi-Fi環境とコンセントを整えておきましょう。インターホンや電話も使えるようにしておくと、もっと便利に過ごせます。

収納

使い道が決まらないときは、収納スペースとして使うのもいいですよ。

例えば、季節家電などを収納する納戸として使うなら、特別な設備も要らないので、費用はほとんどかかりません。ウォークインクローゼットとして使う場合も、ハンガーポールや棚を付けるだけで完成するから、高い費用はかからないでしょう。

隠し部屋を収納スペースにするときは、広さや中の物にもよりますが、内装費用に15万~100万円くらい見積もっておきましょう。

シアタールーム

隠し部屋に防音工事をすれば、シアタールーム音楽室として使えます。

  • 防音壁
  • 防音床
  • 防音ドアなど

を付けて、部屋の音が漏れないようにしましょう。どのくらいの防音設備を付けるかによって費用は変わりますが、だいたいこのくらいが相場です。

■楽器ごとの防音設備の費用相場

  • ピアノ:200万~500万円くらい
  • ドラムやサックス:300万~600万円くらい

隠し部屋を作る際の注意点

隠し部屋はワクワクするものですが、作るときには気を付けることもあります。住宅は建築基準法に合わせて建てなきゃいけないし、予算のことも考えないといけません。ここでは、隠し部屋を作るときの注意点を紹介します。

注文住宅の場合は予算を決める

注文住宅等で隠し部屋を作ることができますが、普通とは違う方法で部屋を作ると、余計なお金がかかります。

隠し扉くらいなら、普通の費用にちょっと足して10万円前後で作れますが、地下室や屋根裏などは、かなりの費用がかかってきてしまうと考えられます。予算の上限を決めておくことが大切です!

防犯対策

大事なものを保管する場所として使う場合や、いざというときの避難所に使う場合は、防犯もしっかりしておきましょう。窓を防犯ガラスにする、鍵をかけられるようにするなど、外からの侵入を防ぐ工夫が大事です。

賃貸は間取りの範囲内で

「原状回復」ができる前提のもと、間取りの範囲内で隠し部屋を作るのは問題ございません。間取りを増やすような隠し部屋の施工は前述したとおり、法律違反になるため、注意しましょう。

また、renovyでは原状回復可能な施工を承っております。是非お気軽にご連絡ください。

renovy 広告バナー

隠し部屋のある家まとめ

隠し部屋は、映画や小説の中だけの夢の空間ではありません。実際の家にも作ることができる特別な場所なんです。隠し部屋の魅力は、プライバシーと安全性が確保できるだけでなく、自分だけのユニークな空間を自由にデザインできることにあります。

隠し部屋を作る際には、本棚や壁面の裏側、階段下やスキップフロア、ロフトや屋根裏ど、さまざまな間取りのアイデアがあります。それぞれの空間の特徴を生かして、自分らしい隠し部屋をデザインしましょう。

ただし、隠し部屋を作るときは、建築基準法に合わせて設計することが大切です。間取りや床面積などを正しく申告しないと、法律違反になるため注意が必要です。

お住いの部屋をよりおしゃれにしたい方は当サイト公式LINEへ

  • いま住んでいるお部屋をもっとおしゃれにしたい
  • ペットを飼っているから、床を滑らない素材に変えたい
  • おしゃれにしたいけど、どんなコーディネートにしていいかわからない
  • 賃貸に住んでいるから原状回復しないといけないけど、模様替えしたい
  • サロンを開業したので、事業の雰囲気により合うように部屋を変えたい

上記のようなお悩みを持つ方は、お気軽に当サイト公式LINEへご連絡ください。お客様の課題や要望に沿って最適なプランをご提案させていただきます!

【本サイトの執筆者・監修者】

武藤 雅則
施工歴20年
大型施設の施工も担当

武藤 雅則

武藤 雅則(むとうまさのり)。1982年生まれ。東京都出身。

高校卒業後、主に賃貸物件の施工を担う会社に就職。大型ショッピングセンターや複合施設など、誰もが知る施設の施工も担当。

現在は株式会社renovyに所属し、主に住居用の賃貸物件に対して"原状回復可能な"施工を手掛ける。

本サイトの執筆者・監修者

武藤 雅則
施工歴20年
大型施設の施工も担当

武藤 雅則

武藤 雅則。1982年生まれ。東京都出身。

高校卒業後、主に賃貸物件の施工を担う会社に就職。大型ショッピングセンターや複合施設など、誰もが知る施設の施工も担当。

現在は株式会社renovyに所属し、主に住居用の賃貸物件に対して"原状回復可能な"施工を手掛ける。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次