クッションフロアは、今の住宅や商業施設でよく使われています。柔らかくて丈夫だし、いろんなデザインがあるからっていうのが理由にあると思います。
そこで本記事では、クッションフロアのメリット・デメリットをまとめました。部屋の使い方や好みに合わせて、じっくり選ぶのがポイントになってくるなど、多角的に解説しているため、ぜひ最後まで記事をご覧ください!
また、renovyという業者は、年間数百件の賃貸物件にクッションフロア・フロアタイルを敷く施工を行っております。日本初の原状回復可能な施工をスピーディーお届けしているので、併せてご確認いただけたら嬉しいです。
クッションフロアとは
クッションフロアとは、名前の通り、歩いた感じがふわっとしてて気持ちいい床材のことを指します。
主に塩ビ素材でできてて、丈夫だしお手入れもラクだから、たくさんの家庭や商業施設で使われています。
クッションフロアの特徴
特徴 | 解説 |
---|---|
デザイン | タイルやフローリングのような多様なデザイン |
構造 | 一般的に不織布で仕上げてあって、安定して敷けるようになっている |
サイズ | 標準的な巾は約182cm、DIYに適したサイズとして90cm幅のもの 厚さは住宅用が約1.8mm、商業施設向けには2.3~2.5mmのもの |
他にも、表面に凹凸をつけてリアルな質感を出したり、傷や衝撃に強くなるように表面を特別に加工した商品もあります。
クッションフロアの張り替え費用
クッションフロアはシート状になってて、扱いやすいから個人的なDIYでも貼ることができます。
値段は、1平米あたり4000円~4500円
つまり、6畳の部屋なら、材料費だけで5万円くらいが目安となります。業者さんに頼む場合は、工賃込みで6畳で15万円くらいかかります。
さらに、古い床を剥がして張り替える時は、撤去にかかる処分費用も必要です。
以上のように、クッションフロアは機能性も経済性も優れているので、いろんなところで使われてる床材です。丈夫で長持ちするし、デザインの種類も豊富です。
クッションフロアの種類
主なクッションフロアには、家庭用と商業用の2種類があります。そ
種類 | 厚み |
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住宅用 | 1.8mm |
店舗用 | 2.3-2.5mm |
住宅用
住宅用のクッションフロアは、だいたい厚さが1.8㎜で、リビングや寝室みたいな居住スペースにぴったりです。
抗菌・防カビ機能があったり、トイレや洗面所向けの仕様だったりと、いろんな機能があります。木目調とか大理石調とか、本物のフローリングに似せたデザインなど、部屋の雰囲気に合わせて選べるのも楽しいと思います。
店舗用
店舗で使われるクッションフロアは、家庭用より厚めで、普通は2.3〜2.5㎜です。
この厚さなら、靴を履いたままでも平気だから、商業施設にはもってこいです。店舗用のクッションフロアも、デザインがいっぱいあって、耐久性が高くて、傷や摩擦に強いものも多いです。
クッションフロアのメリット4選
クッションフロアの持ち味である4つのメリットを紹介します。部屋のデザインや雰囲気を変えられるのと、施工が簡単なのが大きなメリットでしょう。
水に強い
クッションフロアは塩ビ素材でできているので、水をはじく性質があります。つまり、水まわりの場所にもぴったりでしょう。
水がかかっても、さっと拭き取れば大丈夫です。
メンテナンスが簡単
汚れがついても、雑巾で拭くだけでキレイになります。
シミになりにくいし、中性洗剤でお手入れするのも簡単です。
施工が簡単
薄くて柔らかいシート状だから、カッターやハサミで切りやすくて、両面テープで簡単に貼ることができます。そのため、自ら施工することも可能です。
ただ、キレイに貼れるかどうかは微妙なので、退去時の原状回復費用を抑えたい人や、もっとキレイに敷きたい人は注意が必要です。
安くていろんなデザインがある
クッションフロアは他の床材に比べて安いのに、デザインの種類がたくさんあります。部屋の雰囲気に合わせて選べるのが良いでしょう。
クッションフロアのデメリット4選
一方で、クッションフロアに存在するデメリットをご紹介します。
専用の接着剤が劣化すると、クッションフロアが剥がれて浮いてくることがあります。使い込むと、こまめなお手入れが必要でしょう。
塩ビ素材だから、安物感が出てテカテカして見えるものもあります。しかし最近の商品は、見た目もだいぶ良くなってきている傾向にあります。
小さな傷や凹みができやすくて、重たい家具を置くとその部分が凹んじゃうこともあります。
しかし、引きずると破れちゃうこともあります。
通気性があまりないから、年数が経ってクッションフロアが浮いてくると、湿気がこもってカビが生えることもあります。湿気対策は必要でしょう。
こういったメリットとデメリットをよく考えて、クッションフロアを選ぶ時は、使う場所や好みに合ったものを選ぶのが大事です。
クッションフロアがおすすめの部屋
クッションフロアを貼るのにおすすめの部屋を紹介します。
水まわりの場所(洗面脱衣所・トイレなど)
洗面所やトイレみたいな水まわりには、クッションフロアがぴったりです。水に強くて、汚れも簡単に拭き取れるから、水滴や汚れがつきやすい場所にはもってこいでしょう。
詳しくは下記記事で解説しておりますが、よくクッションフロアと比較されるフロアタイルは、カビが発生する可能性があります。
その点クッションフロアであれば、カビのリスクはほぼないため、おすすめです。
ペットのいる部屋
ペットを飼ってる部屋でも、クッションフロアがおすすめです。
柔らかい素材だから、ペットの足腰に優しいし、滑りにくいものなら安全性も高いです。それに汚れも簡単に拭き取れるから、ペットのご飯場所やトイレスペースの床にはぴったりでしょう。
ちなみに、一人暮らしでも飼いやすいペットについても別の記事で紹介しているので、併せてご覧ください。
小さなお子様の部屋
小さいお子さんの部屋にも、クッションフロアがおすすめです。
柔らかい素材だから、物を落としても音や衝撃が和らぐし、安全性が高いです。それに水に強くて汚れが付きにくいから、食べこぼしや汚れも簡単に拭き取れて、お手入れラクチンになります。
【賃貸用】自分でクッションフロアを張る場合の手順
初心者さんなら、両面テープを使うのが一番施工しやすいでしょう。ここでは、両面テープを使った張り方を紹介します。
床の掃除
まずは床の掃除からしましょう。
新しいクッションフロアを上から貼る場合でも、床の掃除は大切です。
クッションフロアの仮敷き
クッションフロアの両面テープはまだ剥がさずに、床に仮置きしてください。壁際は余裕を持たせて置いて、必要なところはカッターやハサミでサイズを調整しましょう。
1枚目の仮置きの位置にペンで印をつけて、それに合わせて2枚目以降も同じように仮置きしてカットしていきましょう。
クッションフロアを切る時は、CFカッターがあると便利です。
クッションフロアを貼る
部屋全体の仮置きが終わったら、両面テープを剥がして、床に沿ってクッションフロアを貼り付けていきましょう。空気を外に逃がしながら、しっかり押し付けるのがコツです。
壁際や継ぎ目は特に注意して、ローラーや手でしっかり押さえて接着させてください。
継ぎ目は隙間なくピッタリくっつけるように丁寧に貼りましょう。最後に、全体をローラーでしっかり圧着させて完成です。
継ぎ目の処理
クッションフロアの継ぎ目は、特別な処理が必要になります。
継ぎ目処理剤を使って、継ぎ目の耐久性を上げましょう処理剤を継ぎ目に流し込んで、乾かして作業完了です。
こう書くと簡単そうだけど、実際にやると平らにならなかったり、壁や障害物との隙間がうまく貼れなかったりで、器用な人でも失敗のリスクは結構高いです。
そのため、プロの業者さんに頼んだ方が、最初は費用がかかるかもしれないけど、長く住む家のことを考えれば安い投資でしょう。
renovyなら、原状回復できる施工で、理想の部屋作りを手伝ってくれるから、興味があったら連絡してみましょう。
クッションフロアのメリット/デメリットまとめ
クッションフロアは、多機能でコスパが高いから、いろんな用途に使えます。
デザインの種類も豊富だから、どんな部屋の雰囲気にも合うものが見つかるでしょう。でも使う時は、傷みやすかったり傷つきやすかったり、湿気でカビが生えるリスクがあったりするから、気をつけなきゃいけないところもあります。
自分で張り替える時の手順はそんなに難しくないけど、キレイに貼るのは大変です。クッションフロアを選ぶ時は、メリットとデメリットをよく理解して、部屋の用途や好みに合わせてじっくり選ぶのが大切でしょう。
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