部屋の雰囲気を変えたい人や、アート作品をカッコよく飾りたい人にとって、ピクチャーレールは部屋のインテリアを自由にアレンジできる優れものです。
そこで本記事では、ピクチャーレールの選び方や取り付け方、使い方について詳しく説明いたします。ピクチャーレールをおしゃれに使いこなしたい人は、ぜひこの記事を読んでみてください!
ピクチャーレールとは
ピクチャーレールは、絵や写真を壁や天井に飾るための専用のレールのこと
このレールを使えば、作品を簡単に吊るせるし、インテリアを変えたり作品を入れ替えたりするのも楽にできます。ピクチャーレールの基本的なパーツとその役割を解説していきます!
ピクチャーレールの基本部品
部品 | 用途 |
---|---|
本体 | レールの主要部分。壁や天井に横に長く取り付ける |
アタッチメント | レールとワイヤーをつなぐパーツ。レールの中を左右に動かして、位置を調整できる |
ワイヤー | 絵画や飾り物を吊るすためのひも。チェーンやロッドタイプもある |
ハンバー | イヤーに取り付けて、絵画などを直接吊るすパーツ。多くは上下に位置調整ができる |
メーカーや製品によってパーツの名前や仕様は少し違うこともあるけど、基本的にはこれらのパーツでピクチャーレールシステムができています。
これらのパーツの使い方を理解して、うまく選んで使えば、部屋のデザインを自由に、そしてオシャレに演出できます!
参考元:荒川技研工業株式会社の製品概要
ピクチャーレールの種類
ピクチャーレールには、取り付ける場所や方法、製品の特徴によって、いろんな種類があります。絵画や写真をキレイに飾るのにピッタリのピクチャーレールを選ぶコツをまとめました。
ピクチャーレールの設置場所
- 壁に設置されるタイプ
壁に付けるピクチャーレールは、展示物をほとんど壁にくっつけて飾ることができる。リビングやギャラリースペースみたいに、壁を使いたい場所向き。 - 天井に設置されるタイプ
天井に付けるピクチャーレールは、取り付ける位置次第で、展示物を壁の近くに置いたり、部屋の空間に浮かせて吊るすることが可能。
ピクチャーレールの取付状態
取付 | 解説 |
---|---|
先付け | 建物を作る最初の段階で、内装工事と一緒に取り付ける方法 埋め込み式で取り付けることもあって、見た目がすっきりして、重いものも吊るせるけど、あとから位置を変えるのは難しい |
後付け | 内装が終わったあとに、壁や天井に取り付ける方法 取り付ける場所を自由に選べるから、自宅やオフィスの今ある雰囲気に合わせやすい。値段は1,500円から4,500円くらいで、ホームセンターやインテリアショップ、ネットで買える |
また、先付けのことをプレインストール、後付けのことをポストインストールとも言います。
ピクチャーレールの特徴
ピクチャーレールの製品は、長さや色、素材だけじゃなくて、ワイヤーのタイプ(コード、ロッド、チェーンタイプなど)やレールアタッチメントの形によっても違います。
吊るせる重さの違いにも気をつけて、飾りたいものに合った製品を選ぶことが大切です。
マグネットタイプ
他にも、マグネットタイプのピクチャーレールっていう特殊なタイプもあります。
冷蔵庫や玄関ドアみたいな金属の面に、簡単に取り付けられるマグネット仕様のピクチャーレールがあり、小さくて使いやすいから、日常的に写真やメモを飾りたい場所にぴったりでしょう。
ピクチャーレールを選ぶ時は、飾りたいものの種類や、取り付ける場所、そしてデザインの好みを考えて、自分に合ったものを選ぶのをおすすめします!
ピクチャーレールのおしゃれな設置方法
ピクチャーレールは、美術館で絵を飾るのによく使われているけど、部屋のデザインや収納にもすごく便利なアイテムです。
ここでは、ピクチャーレールをいろんな風に使う方法と、取り付ける時のコツを紹介していきます。
ピクチャーレールの取付方法
- レールを壁や天井にネジで固定
- レールアタッチメントをレールに通す
- レールの両端にエンドキャップを付ける
ピクチャーレールを取り付けるのは、この基本的な手順に沿ってやればOKです。
ピクチャーレールで飾るおしゃれアイテム
- お気に入りの雑貨
- 観葉植物やドライフラワー
- ポスターや布のパネル
- 時計や帽子、洋服みたいなファッションアイテム
それに、ラックやかごを吊るして、おしゃれで実用的な収納スペースとして使うこともできます。
ピクチャーレール取り付け時の5つの注意点
- ■強度と耐荷重のチェック
-
ピクチャーレールを付ける時は、壁や天井の強度と、ピクチャーレール自体が吊るせる重さをしっかり確認しましょう。
- ■下地を使おう
-
石膏ボードみたいな壁に付ける場合は、裏側の下地までネジが届くようにしないといけません。下地がない場所には、石膏ボード用のアンカーを使うのがおすすめです。
- ■吊るせる重さをチェック
-
石膏ボードの壁は、だいたい10kgまでの重さに耐えられます。飾るものの重さには特に気をつけて、ピクチャーレール自体が吊るせる重さも確認してください。
- ■取り付ける場所を選ぼう
-
壁に付ける場合は、天井にあまり近すぎる場所は避けて、作業しやすい場所を選ぶのが良いでしょう。
- ■取り付け作業の準備
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取り付ける時は、芯材やアンカーを付ける位置を間違えないように、壁にマスキングテープで目印を付けておくと便利です。
ピクチャーレールの使い方まとめ
この記事では、ピクチャーレールを選んで取り付ける方法から、いろんな使い方まで詳しく解説しました!
壁や天井に付けるピクチャーレールは、絵画や写真だけじゃなくて、洋服や観葉植物なんかも飾れる、すごく便利なアイテムです。
部屋のインテリアを一気に変えられるピクチャーレールを使って、あなたの部屋をもっとおしゃれにしてみてください。
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