子育て支援が手厚い街/自治体ランキング！子育てしやすい制度も紹介！

近年、共働き世帯が増えてきたけど、子育て環境の整備ってすごく大事な社会問題になっていることをご存置でしょうか。そんな中で、自治体がどんな風に子育て支援に取り組んでるのかを知ることは、地域の人たちの生活に直接関わる重要なテーマです。

2015年から毎年やってる「子育て支援しやすい街・自治体ランキング」っていう調査があるのですが、これは保育園とか学童保育の充実度だけじゃなくて、共働き世帯が子育てしやすい環境かどうかを、いろんな角度から自治体の取り組みを分析しています。

そして、上記調査で今回ランキング上位に入った街は、今まであった認可保育所や学童保育の充実度プラス、新しく「隠れ待機児童」の数とか未就学児の増減なんかも調べて、もっとリアルな評価をしているよ。あと、自治体のダイバーシティ推進っていう観点からも注目して、女性の割合なんかの指標も評価に入れてもいます。

そこで本記事では、その評価基準とランキング結果を通して、子育て支援の今の状況と課題についてまとめてみたよ。

国や自治体が子育て支援に注力する理由

最近、国や自治体が子育て支援に力を入れてるでしょ。その理由は、日本の少子高齢化と人口減少が社会的な課題になってるからだよ。具体的に言うと、少子化や人口減少がどんどん進んでて、これから先の労働力や社会保障の維持が心配されてるよ。

人口増減

年次	総人口	増減率（※）
2015年	1億2,709万5,000人	ー
2016年	1億2,693万3,000人	－0.42％
2017年	1億2,670万6,000人	－0.97％
2018年	1億2,644万3,000人	－1.34％
2019年	1億2,616万7,000人	－1.53％
2020年	1億2,614万6,099人	－3.23％
2021年	1億2,550万2,290人	ー5.10%
2022年	1億2,494万6,789人	ー4,43％

2015年と比べると、200万人近くも人口が減ってるのがわかるよね。去年と比べた増減率を見ると、全部マイナスになってて、すごい勢いで人口が減ってるのがわかるよ。

人口減少の背景

日本で人口減少や少子化が進んでる背景には、結婚しない人が増えたり、結婚する年齢が上がったりっていう直接的な原因があるんだけど、他にもこんな背景要因があると考えられているよ。

• 旦那さんが育児に参加しないこと
• 子育てや教育にかかるお金が増えてきてること
• 仕事と子育ての両立が大変になってきてること
• 年をとったときに子どもに頼れなくなってきてること
• 出産・子育てにかかる費用が増えてきてること
• 経済的な不安定さが大きくなってきてること

一つ一つの要因に対策を立てないと、人口減少や少子化はどんどん進んじゃうよね。

国・自治体の子育て支援政策

人口減少や少子化が進んでるのに対応するために、国や自治体はいろんな子育て支援策を進めているよ。

国の政策

• 児童手当や奨学金制度を作って、子育てや教育にかかるお金の負担を減らす
• 保育サービスを充実させたり、育児休業を取りやすくしたりして、仕事と子育ての両立を支援する
• 男性が育児に参加しやすくしたり、企業が仕事と家庭の両立を支援したりするのを推進する

また、国が進めてる子育て支援については、内閣のホームページにも載ってるから、そっちも見てみてね。

自治体の政策

一方で、自治体では、もっと地域に密着した支援が行われてるんだ。例えば、こんな取り組みがあるよ。

• 子育て支援施設を充実させる
• 育児用品の割引券やクーポンを配る
• 乳幼児の医療費を助成したり、学費を補助したりする
• 家事代行や育児ヘルパーの派遣サービスを提供する

自治体によっては、「【フラット35】地域連携型」っていう住宅ローンの特典を提供してるところもあります。これだと、子育て世帯が住宅を買うときに、一定期間金利を下げてもらえたり、補助金がもらえたりするんだ。でも、予算に限りがあるから、注意が必要だよ。

フラット35；最長35年の全期間固定金利の住宅ローン

フラット35は、金利が固定だから将来の計画が立てやすいし、景気次第ではお得な住宅ローンになるかもしれないね。でも、頭金を用意しないといけないし、変動金利に比べると金利が高くなるから、気をつけよう！

子育て支援しやすい街/自治体ランキング

日経xwomanが発表した、2023年の子育てしやすい街ランキングがこれです！

順位	自治体	点数
1位	松戸市（千葉県）	84点
2位	宇都宮市（栃木県）	83点
3位	豊橋市（愛知県）	82点
4位	神戸市（兵庫県）	81点
5位	羽村市（東京都）	80点
6位	豊島区（東京都）	79点
7位	市川市（千葉県）	77点

2015年から毎年やってて、今回で9回目になるこの調査では、2023年からは保育園とか学童保育の充実度だけじゃなくて、共働き世帯が子育てしやすいかどうかを知るために、認可保育所の待機児童には数えられない「隠れ待機児童」の数とか、自治体の未就学児の増減なんかも調査項目に加えられたよ。

それに、自治体のダイバーシティ推進の取り組みにも注目して、自治体の幹部に勤めてる正社員の女性の割合とか、議会の女性議員の割合なんかも評価項目に入れて、全部で100点満点で総合ランキングを作ったんだ。

1位：千葉県松戸市

1位は千葉県松戸市なんだ。松戸市は地域とのつながりを大事にしていて、保健師さんや子育て支援施設と協力して、子どもを一時的に預かってくれたり、家事・育児のヘルパーを派遣したりしているよ。

妊婦さんや産後の人向けの施設やタクシー代の補助事業など、いろんな支援が整ってるんだ。それに、SNSを使った子育て支援もやってて、「まつどDE子育て（まつ育LINE）」っていうので、タイムリーな情報を届けてるんだって。松戸市の詳しい子育て支援については、下記記事を見てみてね。

2位：栃木県宇都宮市

宇都宮市では、待機児童の数をゼロにする取り組みや、認可保育所の園庭がある割合が高いのが評価されてるんだ。それに、自治体が運営してる学童保育に入れる取り組みもしているよ。

園庭：幼稚園、保育園などの中庭

これからは保育の質を上げることにも力を入れていくって発表されてるんだ。宇都宮市の詳しい子育て支援については、下を見てみてね。

3位：東京都豊島区

豊島区では、企業に育児休業や産後パパ育休についての研修をしたり、相談体制を整えたりするなど、ワーク・ライフ・バランスを推進する企業を認定する制度を作っているよ。

あと、電車やバスなどの男性トイレにベビーベッドを置いたり、男性の育休取得率が高かったりと、男性が子育てに参加しやすくする取り組みもしてるんだって。豊島区の詳しい子育て支援については、下を見てみてね。

子育て支援が手厚い街/自治体ランキングまとめ

• 千葉県松戸市
• 栃木県宇都宮市
• 東京都豊島区

2023年のランキングでトップ3だった上の3つの街・自治体を紹介したよ。

子育て支援では、施設が充実してるだけじゃなくて、共働き世帯にとって実際に役立つサポートが大事だよね。これからも地域ごとに必要なものが違うから、自治体はもっと効果的な政策を実行するために頑張らないとね。

それに、ダイバーシティの観点からも、女性が活躍しやすくして、子育てとキャリアの両立を支援することが重要だって言われているよ。こういった課題に取り組むことで、もっと子育てしやすい社会を作るために、地域社会全体で協力して進んでいくことが望まれてるんだよ。