猫が床を傷だらけに!退去費用や原状回復の費用と相場を解説!

ペット 退去費用

ペットと一緒に暮らせる賃貸物件を探すのは楽しいものですが、退去時の費用が気になる方も多いでしょう。ペットを飼っている場合、一般的な物件より高額な修繕費用がかかることがあります。

そこで本記事では、ペット可賃貸の退去費用の相場や、費用を抑えるためのコツをご紹介します。壁紙の張り替えからハウスクリーニングまで、具体的な費用の目安についてもまとめました!

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目次

ペット可賃貸の退去費用と相場

ペットと一緒に住める賃貸物件の退去費用は、一般的に家賃の2~3か月分くらいが目安になります。多くのペット可物件では、この金額を見越して敷金を2~3か月分に設定していることが多いです。

家賃費用目安
6万円の場合約12万円~18万円
8万円の場合約16万円~24万円
10万円の場合約20万円~30万円
12万円の場合約24万円~36万円

敷金とは

敷金というのは、退去時の費用に備えてあらかじめ預けておく お金のことです。ペットがいると部屋が傷んだり汚れたりする可能性が高いので、ペット可の物件ではこの敷金が高めに設定されているんです。

実際の退去費用は、ペットが部屋のどこをどれくらい傷つけたり汚したりしたかによって変わってきます。でも、高めの敷金を設定しておけば、退去時に予想外の大金を用意しなくて済むんです。確かに入居時の費用は増えちゃいますが、その分、退去時の心配が減るというわけです。

敷金は償却されることが多い

ただし、注意してほしいのが「敷金の償却」というものです。ペット可の物件では、敷金の1か月分を償却するケースが多いんです。償却というのは、退去時の修繕費用として、あらかじめ決めた金額を敷金から差し引くことです。

例えば、敷金3か月分のうち1か月分が償却される場合、実際にかかった修繕費用に関係なく、その1か月分は戻ってこないんです。これは、ペットがいると部屋が傷みやすいことや、退去時のトラブルを減らすための仕組みなんです。

原状回復費用

賃貸の場合、経年劣化以外は原状回復して退去しなくてはいけません。

そのため、原状回復費用を考慮した退去費用として本記事では算出しております!

ペットを飼っている場合の退去費用と内訳について

ペットと一緒に暮らしている方が引っ越すときは、通常よりも多めの費用がかかることが多いです。大体の目安として、家賃に10万円から20万円ほど上乗せした金額が必要になります。入居時に支払った敷金が家賃1か月分だけだった場合は、追加で支払いが必要になる可能性が高いでしょう。

項目修繕費用の目安
壁紙の汚れ・傷・破れ6畳の部屋で約4万円~5万円
フローリング
畳の傷
フローリング:6畳で約10万円~15万円
畳:6畳で約2万円~3万円
柱の傷約2万円~6万円
ふすま・障子の汚れや破れ1枚あたり約2,000円~8,000円
ペットの臭い1Rのハウスクリーニング:約3万円

ペットを飼っていることで生じる修繕と、おおよその費用について上記それぞれ紹介します。

壁紙の汚れ・傷・破れ

6畳の部屋の壁紙を張り替える費用は、だいたい4万円から5万円くらいです。

ペットは壁紙を引っかいたり、体をこすりつけたりして傷つけることがあります。

そうすると、壁紙がボロボロになったり、けば立ったり、汚れたりしてしまいます。このような場合、修繕費用は借主が負担するのが一般的です。

フローリング・畳の傷

フローリングを張り替える場合、6畳の部屋で10万円から15万円ほどかかります。

畳を6畳全部表替えすると、2万円から3万円くらいです。犬や猫を飼っていると、走り回ってフローリングや畳に引っかき傷をつけてしまうことがあります。はっきりとした傷がついてしまった場合は、修繕費用を請求される可能性が高いです。

柱の傷

柱の傷を修繕する費用は、2万円から6万円くらいです。

犬が柱を噛んでボロボロにしたり、猫が爪とぎをして傷だらけにしたりすることがあります。このような傷は、借主が修繕費用を負担しなければなりません。

ふすま・障子の汚れや破れ

ふすまや障子は1枚張り替えるごとに、2,000円から8,000円ほどかかります。

紙でできているため、ペットに簡単に破られたり汚されたりしてしまいます。穴を開けられてしまうこともあるでしょう。このような場合、張り替えが必要になり、その費用は借主負担になります。

ペットの臭い

1Rの部屋のハウスクリーニングは、だいたい3万円くらいです。

ペットを飼っている人は臭いに慣れているので気づきにくいのですが、壁や床にはペットの臭いがしっかりと染み付いています。特にトイレ周りやケージの周りは臭いがつきやすく、自分で完全に消すのは難しいです。ハウスクリーニングや脱臭の費用は借主が負担することになります。

ペット可賃貸の退去費用を抑えるコツ

ペットと暮らす賃貸物件での退去費用を抑えるには、いくつかの工夫があります。以下に、主なポイントをまとめてみました。

入居前からある傷をしっかりチェック

引っ越す前からある傷や汚れは、退去時の費用に含まれません。入居時に部屋の状態を細かくチェックし、記録を残しておきましょう。

多くの管理会社が「室内チェック表」を用意していますが、ない場合は国土交通省の雛形を使うのもいいでしょう。

スマホで写真を撮っておくのも有効です

床にマットやカーペットを敷く

ペットの引っかき傷や尿の染み込みを防げます。正方形のマットなら1枚500円程度で購入できます。また、防音性能の高い商品を選べば、階下への騒音対策にもなります。

壁に保護フィルムを貼る

猫の爪とぎや犬の噛み癖から壁を守れます。賃貸向けの静電気タイプがおすすめです。幅1mのものなら1枚約2千円で購入できます。

また、猫を飼う場合は、爪とぎボード(1枚千円程度)も用意しましょう。

まとめ

ペット可賃貸の退去費用は確かに高めですが、適切な対策を取ることで抑えることができます。部屋を守るための工夫と、ペットのケアを日頃から心がけることが大切です。

壁紙や床の保護、こまめな掃除、ペットの手入れなど、少しの工夫で大きな違いが生まれます。これらの対策は、退去費用を抑えるだけでなく、ペットとの快適な暮らしにもつながります。

また、敷金の仕組みをよく理解し、償却の有無も確認しておきましょう。予想外の出費を避けるためにも、事前の準備が重要です。

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【本サイトの執筆者・監修者】

武藤 雅則
施工歴20年
大型施設の施工も担当

武藤 雅則

武藤 雅則(むとうまさのり)。1982年生まれ。東京都出身。

高校卒業後、主に賃貸物件の施工を担う会社に就職。大型ショッピングセンターや複合施設など、誰もが知る施設の施工も担当。

現在は株式会社renovyに所属し、主に住居用の賃貸物件に対して"原状回復可能な"施工を手掛ける。

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武藤 雅則
施工歴20年
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武藤 雅則

武藤 雅則。1982年生まれ。東京都出身。

高校卒業後、主に賃貸物件の施工を担う会社に就職。大型ショッピングセンターや複合施設など、誰もが知る施設の施工も担当。

現在は株式会社renovyに所属し、主に住居用の賃貸物件に対して"原状回復可能な"施工を手掛ける。

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