引っ越しが決まったら、やることがたくさんあるって知っていますか?
でも、手続きの内容があまりにも多くて、「いつまでに何をすればいいんだろう?」って頭を悩ませちゃいますよね。そんな混乱を避けるために、順番に整理していきましょう。
本記事では、引っ越し前の転出届について、期限や方法をわかりやすく説明していきます。
転出届の期限と基本ルール
提出期限は、引っ越し日の前後2週間以内です。引っ越しのタイプによって必要な手続きが変わってきますよ。
条件 | 必要な書類 |
---|---|
違う市区町村への引っ越し | 転出届(今の住所の役所) 転入届(新しい住所の役所) |
同じ市区町村内での引っ越し | 転居届(同じ役所) |
違う市区町村に引っ越す場合は、今の住所の役所で転出届を出して、新しい住所の役所で転入届を出す必要があります。転出届を出すと「転出証明書」がもらえるんですが、これは新しい住所での手続きに必要になります。でも、マイナンバーカードや住基カードを持っている人は、この証明書がなくても大丈夫です。
同じ市区町村内で引っ越す場合は、転居届だけで済みます。転出届は不要で、引っ越し後に手続きするだけでOKです。
各市区町村のHPを参照しましょう
土日でも受け付けてくれる役所もありますが、各市町村のホームページで確認してくださいね。郵送や代理人での手続きもできますし、マイナンバーカードを持っている人なら「引越し手続オンラインサービス」が便利です。
忙しい引っ越し準備の中で、住民票の手続きを忘れないでくださいね。わからないことがあったら、遠慮なく役所に聞いてください。
転出届の手続き方法
市区町村役所での転出届の手続き方法を、わかりやすく説明します。これさえ押さえておけば、スムーズに手続きできるはずです。
必要書類の準備
まず、必要な書類を準備しましょう。役所に持っていくものは以下の通りです。
- 本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
- 健康保険証や介護保険証(持っている人)
- 印鑑
- 印鑑登録している人は、印鑑登録証明書と印鑑登録証
- 国民健康保険や介護保険に入っている人は、各保険証
転出届の記入
役所に着いたら、転出届の用紙をもらいます。本籍地が違う人は、事前に確認しておくと効率よく進められますよ。用紙には、今の住所と新しい住所、世帯主の名前、あなたの名前、生年月日、本籍を記入します。
窓口に提出
書いた用紙を窓口に提出すると、書類のチェックと本人確認が行われます。問題なければそのまま受理されます。ただし、土日祝日は閉まっている可能性もあるので、事前に確認しておくといいでしょう。
転出証明書をもらう
手続きが完了すると、転出証明書をもらえます。これは新しい町での手続きに必要な大事な書類なので、絶対に無くさないでくださいね。もし紛失したら、また前の町の役所に行って再交付の申請をしなければならず、かなり面倒になってしまいます。
最近は、マイナンバーカードを使ってオンラインで手続きできる自治体も増えてきています。時間がない人は、郵送や代理人での手続きも検討してみてください。
転出届を提出しないとどうなる
転出届は必ず提出しましょう。一方で、提出しなくても良いケースがあるので、併せてご紹介します。
期限内の提出は重要!
期限内の提出は本当に大切です。転出届は引っ越し後14日以内に出さなければいけません。正当な理由なく提出が遅れると、住民基本台帳法に基づいて最大5万円の過料が課される可能性があるんです。気をつけましょう!
将来的に元の住所に戻る予定がある
実は以下のようなケースでは提出が不要です。自分の状況に合わせて確認しておくことが大切です。
- 運転免許の更新
- 印鑑登録証明書の発行
- 現住所がある選挙区での投票
転出届を出すことで、運転免許の更新、印鑑登録証明書の発行、現住所がある選挙区での投票などの手続きを、引っ越した先で行うことができるようになります。
まとめ
引っ越し時の転出届は、新生活のスタートに欠かせない重要な手続きです。提出期限は引っ越し日の前後2週間以内で、違反すると過料の可能性もあります。必要書類を準備し、役所での手続きをスムーズに済ませましょう。
最近では、マイナンバーカードを活用したオンラインサービスも便利です。ただし、一時的な転居や将来的に戻る予定がある場合は提出不要な場合もあります。
転出証明書は新居での手続きに必要なので、紛失しないよう注意が必要です。また、同じ市区町村内の引っ越しでは転居届のみで済みます。
忙しい引っ越し準備の中で、この大切な手続きを忘れずに。わからないことは遠慮なく役所に相談し、新生活を気持ちよくスタートさせましょう。
コメント